ED（勃起不全）を防いでくれる薬や成分

ED（勃起不全）を初めて経験した男性諸氏は、精のつくものを求めてあれこれと情報を集めるようになります。


食物により　精のつくもの　を取り入れることも、EDの肉体的・精神的的要因を考える上では、大切なことです。


勃起不全の肉体的要因に効果があると、栄養学的に定評があるのは、“セレン”で、これを含む魚介類が、古くから日本人には好まれてきました。


多くの食物に普遍的に少量含まれ、EDの予防・改善のために特別に摂取しなくても良いとされています。


セレンは必須ミネラルの一種で、体内で合成できないので、男性で1日60μgを摂取する必要があります。


過剰摂取傷害が報告されていますので、勃起不全であっても、1日の最大摂取許容量は250μgとされています。


セレンはアルギニンと同様に、精子中に多く含まれ、摂取したセレンの3割前後が生殖器に含まれています。


精子の運動能力や量に重要な関係を持っていることが知られており、セレンの不足は男性の生殖能力を失わせてしまう　といった報告もあります。


また神経機能向上や循環器系の強化、男性ホルモン（テストステロン）産生にも、関与が深いとされているので、EDだけでなく生活習慣病にも効果が期待できます。


旬の食材を用いて、食材に感謝しつつ、おいしいくただくことが、勃起不全だけでなく生活習慣病の妙薬かもしれません。